2012年6月10日日曜日

フレーズ検索で税務通達・質疑応答事例等カスタム検索がさらに便利に!

本題に入る前に、まず「フレーズ検索」とは何か?という確認から。
その他の検索のヘルプ - ウェブ検索 ヘルプ
フレーズ検索("")
語句を二重引用符("")で囲むと、その語句をまったく変更せずに、そのままの語順で完全に一致する語句が検索されます。既に Google では語順や、複数の単語がまとまって強力なキーワードになることを考慮しており、特に理由がない限りこの検索基準を外れることはありません。したがって、通常は引用符を使用する必要はありません。フレーズ検索では、適切な検索結果が表示されない場合もあります。たとえば、 「"アレクサンダー ベル"」 (引用符付き)で検索すると、「アレクサンダー G. ベル」に関するページは検索結果に表示されません。
何と言うか「Googleクン、余計な気は遣わんでいいから私の言った通りに調べてくれ!」って感じの検索。
まぁ通常の検索においてもしばしば使われる定番の検索テクニックかと。


で、ここからが本題。

以前、税務通達や質疑応答事例などの検索について税目毎に検索できる「カスタム検索」を紹介する記事を書いた。
Blog the Minor: Googleカスタム検索を利用して国税庁サイトの通達や質疑応答などを税目毎に検索

Blog the Minor: 税務通達・質疑応答事例等カスタム検索の便利な使い方

Blog the Minor: 税務通達・質疑応答事例等カスタム検索の便利な使い方(Firefox編)

で、二番目の記事の中で次のように書いた部分がある。
なお、通達番号で検索すると基本的には一番上にズバリのページがヒットする感じだけど、番号が全角だとムリっぽい。
その場合は再度半角で入力し直すか、ダブルクオーテーション(「””」)でくくるとOKだがちょいメンドクサイ。
なので、メール等のやり取りでは普段から通達番号は半角で入力して欲しいとつくづく思う。 ただのワガママだけど・・・。

これをもう少し解説すると以下の通り。



このように、キーワードではなく通達番号などで検索する場合、その数字が「全角」で入力されると検索結果がイマイチになる。
結局、上記の例で言うと「1」と「2」と「3」という数字が入ってればその順番が違っていても検索結果として表示されてしまう感じ。


そこで、数字やハイフンを「半角」にすると、検索結果がかなり絞りこまれ、お目当ての通達がズバリ載っているページが検索結果の上位に表示されるようになる。



仮に数字等が全角であっても、それをダブルクオーテーション(「””」)でくくる(=フレーズ検索)と、半角の場合と同様の検索結果となる。





上記の通り、通達番号などで検索する場合は効果は歴然だし、キーワード検索でも利用シーンを考えればフレーズ検索をデフォルトとした方が良いような気もする。

ということで、その方法を考えてみた。

結論としては、Chromeの拡張機能であるContext Menu Searchであればそれが出来るように。

Context Menu Searchのオプション画面で設定が一括インポートできる。



この部分をいったんすべて削除し、以下をコピペするとこの拡張を使ったカスタム検索はすべてフレーズ検索がデフォルトとなる。
[["-1","法人税関係通達検索 ","http://www.google.com/cse?cx=000841340855942113389%3Aznyvzfkxq3i&ie=UTF-8&q=\"%s\"&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&siteurl=www.google.com%2Fcse%2Fhome%3Fcx%3D000841340855942113389%3Aznyvzfkxq3i&ref=www.google.com",true],["-1","法人税質疑応答事例等検索 ","http://www.google.com/cse?cx=000841340855942113389%3Ahx9uox_0xlo&ie=UTF-8&q=\"%s\"&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&siteurl=www.google.com%2Fcse%2Fhome%3Fcx%3D000841340855942113389%3Ahx9uox_0xlo&ref=www.google.com",true],["-1","消費税関係通達検索 ","http://www.google.com/cse?cx=000841340855942113389%3Axuolgxuex7u&ie=UTF-8&q=\"%s\"&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&siteurl=www.google.com%2Fcse%2Fhome%3Fcx%3D000841340855942113389%3Axuolgxuex7u&ref=www.google.com",true],["-1","消費税質疑応答事例等検索","http://www.google.com/cse?cx=000841340855942113389%3Acfzpthdrixe&ie=UTF-8&q=\"%s\"&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&siteurl=www.google.com%2Fcse%2Fhome%3Fcx%3D000841340855942113389%3Acfzpthdrixe&ref=www.google.com",true],["-1","所得税関係通達検索 ","http://www.google.com/cse?cx=000841340855942113389%3Airgdysiaqek&ie=UTF-8&q=\"%s\"&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&siteurl=www.google.com%2Fcse%2Fhome%3Fcx%3D000841340855942113389%3Airgdysiaqek&ref=www.google.com",true],["-1","所得税質疑応答事例等検索 ","http://www.google.com/cse?cx=000841340855942113389%3Acpfuk5qyxrm&ie=UTF-8&q=\"%s\"&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&siteurl=www.google.com%2Fcse%2Fhome%3Fcx%3D000841340855942113389%3Acpfuk5qyxrm&ref=www.google.com",true],["-1","相続税関係通達検索 ","http://www.google.com/cse?cx=000841340855942113389%3Ajhmjo4n866m&ie=UTF-8&q=\"%s\"&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&siteurl=www.google.com%2Fcse%2Fhome%3Fcx%3D000841340855942113389%3Ajhmjo4n866m&ref=www.google.com",true],["-1","相続税財産評価関係通達検索 ","http://www.google.com/cse?cx=000841340855942113389%3Ahbi4qxkpkgo&ie=UTF-8&q=\"%s\"&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&siteurl=www.google.com%2Fcse%2Fhome%3Fcx%3D000841340855942113389%3Ahbi4qxkpkgo&ref=www.google.com",true],["-1","相続税質疑応答事例等検索 ","http://www.google.com/cse?cx=000841340855942113389%3A9zfcctogltg&ie=UTF-8&q=\"%s\"&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&siteurl=www.google.com%2Fcse%2Fhome%3Fcx%3D000841340855942113389%3A9zfcctogltg&ref=www.google.com",true],["-1","耐用年数取扱通達","http://www.google.com/cse?cx=000841340855942113389%3Akxcip-f1bxq&ie=UTF-8&q=\"%s\"&sa=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&siteurl=www.google.com%2Fcse%2Fhome%3Fcx%3D000841340855942113389%3Akxcip-f1bxq&ref=www.google.com",true]]
ま、要は「~&q=%s&~」の部分を「"(\")」で囲んで「&q=\"%s\"&」としただけなんだけど。

これでデフォルトがフレーズ検索になるわけだが。
検索結果によっては通常検索も確認したい時もある。
その場合、前か後ろ、どちらかの「”」を削るだけで通常検索となる。
(残りの「”」は無視される。)
つまり、通常検索からフレーズ検索にする時は「”」を2個(前と後ろ)に足さなきゃいけないけど、フレーズ検索から通常検索にする時は1個だけ削ればいいので、ほんの少しだけラク・・・ま、いいか、それは。


とりあえず今回は以上。
このやり方は何か別のシーンでも応用が効きそうなので、何か思いついたらまた。


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