2012年4月13日金曜日

Amazon購入履歴データ(CSV)取得のためのパラメータ公開

以前にこちらの記事(Blog the Minor: Amazonほかネットショップのヘビーユーザー必見! 購入履歴を簡単に集計し会計データへ落とし込む方法)で紹介したAmazonでの購入履歴をCSVデータで取得する方法について。

D2というソフトを使うんだけど、そのパラメータを設定したファイルをせっかくなので公開してみようかと。
Amazonからくるメールのフォーマットが特に2011年は不安定だったんだけど、2012年は今のところイケてる感じがするので。
(ただ、従来はHTML形式で受信してたメールをテキスト形式に変えたので、その影響で上手く行っているのかもしれない。)

D2は30日の試用期間があるのでちょっとお試しで使うことも出来る。
動作環境はWindowのみだが、Macにも対応してくれないかな~と。
MacでこのD2に相当するソフトがないものだろうか。


D2のパラメータ画面はこちら。


パラメータを設定したプロジェクトファイルはこちら。
 → amazonメール2012年以降.DCV
※ 右クリックして「名前をつけてリンク先を保存」(ブラウザによって表現が違うと思うが)


上記DCVファイルをダウンロード保存し、D2を起動し、「ファイル」→「プロジェクトを開く」(ショートカットキーはCtrl+O)
次にメールを保存してあるフォルダをたどって「変換」ボタンをおすとこのような画面になる。はず。

このまま保存すればExcelで加工できる。

Amazonからのメールの状態や個々の環境によっても違うので上手くデータが取得できない場合はご容赦を。

2011年は何箇所かデータの取得漏れが生じているが、2012年に入ってからは今のところ順調。(まだ件数が少ないのでなんとも言えないが)
もし例えばカテゴリー以下が上手く取得できないデータがあるときは、パラメータの以下の部分にチェックを外すと最初に取得できなかった部分が取得できるかも知れない。(この部分、パラメータの設定で上手く1回で取得できないものだろうか・・・。)


ちなみに、販売者のところが最近「Amazon.co.jp」と表記されるように。
従来は「Amazon.com Int'l Sales, Inc.」となっていた。
以前にアマゾンの日本法人の課税について国税と争いがあったが、そのへんの絡みで今さら何か扱いが変わったのかな?と思ったが。
どうもそういうわけではなく、単に表記が変わっただけで、従来通り販売者はあくまでも「Amazon.com Int'l Sales, Inc.」のようだ。


で、そもそもなぜこのようなことをするのかをおさらい。

  • 買い物は基本的にAmazonで買えるものはAmazonを利用するので件数が多い。(私の場合)

  • クレジットカード決済にしてるが、カード利用明細だけでは内容が全く分からない。

  • ゆえにAmazonからの「納品書兼領収書」を参照するが、カードの引落金額と合わないことがある。

  • カード利用明細に記載された金額は複数商品の合計だったりするので、その場合は商品ごとに分ける必要がある。

  • カード利用明細を基に入力するとなると商品の内容は手入力になる。

  • Amazonマーケットプレイス利用だと納品書のみで金額の記載がないことが多い。

  • ギフト用として第三者に直送した商品についてはそもそも「納品書兼領収書」が残らない。

ということで、クレジットカードの利用明細と納品書兼領収書を基に会計処理をするのは結構厳しい。
また、計上のタイミングも遅くなるし。(後でまとめて処理する場合にはあまり関係ないけど)

そんなわけで、納品書兼領収書やカード利用明細ではなく、Amazonからの注文確認メールを基に会計処理をした方がラクかな、と。
商品のカテゴリーや送付先などでソートをかけることによって一気に会計処理(勘定科目振り分け=借方科目)が可能となる。
また、このCSVファイルを基に全商品について貸方科目を例えば未払金ACとかにしておけば、カード決済された時は未払金ACを消し込むだけで良い。
日付に関しては注文日で会計処理がしている。
厳密には納品日とかなのだろうが、もし必要があれば決算の時だけ対応すれば良いかなと。



というか、そもそもAmazonのサイト上で購入履歴がCSVでダウンロード出来るようになればこんなメンドウな事はしなくてよいわけで・・・ Amazonさん、お願いします!!



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